いつも作り置いているバナナケーキとレモネードが少なくなってきたので、両方作りました。
特にお菓子作りが好きとか得意というのではないですが、
娘が小さいころはしょっちゅう自分で焼いていました。
と、こう書くと60歳の今まで30年もお菓子作りしているなんてどんな腕前か?!と思われそうですが、
そんな腕前ではぜんぜんありません。
お菓子作りが趣味です!という女性は多いと思いますが
そういう方たちが作る見た目もキレイな「売れるんじゃない?」と思えるようなものとは別物です。
子どものおやつにとしょっちゅう作っていた30代は
ケーキ型やクッキー型もいろいろ持っていて、いろんな種類のケーキを焼いていましたが、
行程がめんどうなものはパス、簡単に作れるものばかり選んで作っていました。
当時はインターネットはあっても今のYouTubeのようなものはなかったから
お菓子作りのレシピ本を買ってきてそれを見ながら作っていましたが、
レシピ本を何冊も買っても、1冊の中でしょっちゅう作るものはほんの2つか3つ、ひどい場合は1つのみということも。
昔はなんとも無駄で効率の悪かったことよ、、、
(単純なのばかりでなく行程の凝った時間のかかるものまで、載っているもの全部作れば買った値段の元はとれたはずなんですけどね、、、)
今は料理動画が山ほど公開されていて便利な世の中になりましたね。
自分が作りたいタイプのものをピンポイントで検索してそれを見ればいいので
1冊まるごとレシピ本を買って、、、ということをしなくていいのがいいですよね。
といっても、料理動画を見ることは好きで料理もお菓子作りのほうも見たりはするんですが、
それを参考にして作ることはあまりないので、その便利さと情報の多さを有効活用できてはいないのですが、、、
料理でもお菓子でも自分で作りやすいように、家族の好みでアレンジして定着してしまったものを作ることが多いせいだと思います。
主婦を30数年もしている60歳の私だからそんな感じでですが、料理でもお菓子作りでもこれから始めるという人には本当に便利な世の中だと思います。
今日作ったバナナケーキは、
昔いろんなレシピ本の中から簡単なものばかり選んで作っていたのいくつかのもの、
それらを少しずつ材料や量をアレンジしていって、さらにいくつかのお気に入りレシピを合わせたレシピになっていって、
何度か微妙だな~となったりしたのを経て、今では失敗なく作れるレシピになっていて便利なんです。
なので結局そればかり作っています。
こう書くと何度も微調整を繰り返しながら黄金比率の完璧レシピを編み出した、みたいな印象ですが
それはレシピ本を出されているプロの方たちの話、実際そういう説明が前書きに書いてあったりするレシピ本もたくさんありますよね。
でも、私の場合はもともと作る工程が単純なのばかりを自分と家族の好みに合わせて少ない材料だけで試した程度のものなので
完成したそれはただのパウンド型で作るバナナケーキです。
もうだいぶ前から白砂糖はお菓子作りでも料理でもまったく使わなくなり、甜菜糖を使っています。
パウンドケーキをバナナケーキにしたのはバナナ2本分の甘味の分その甜菜糖も減らせるので。
自分でお菓子を作ると食べることを自然にセーブできるんですよね。
お砂糖を入れるとき、「こんなに入れるんだ~~」と毎回思いますから。
さらにオーガニックのドライフルーツやクルミなども入れます。
ドライフルーツはレーズンやブラックベリー、デーツ、クランベリーなど。
基本のパウンドケーキ、これを白砂糖を甜菜糖に変え、
別のレシピ本のバナナケーキ、バナナ1本なのを砂糖を減らすため大き目2本に変え、
お気に入りだったフルーツケーキのレシピがアーモンドパウダーを混ぜたレシピだったので、小麦粉の量を減らしてその分アーモンドパウダーにして、
さらにドライフルーツとナッツも加えた、とただそれだけのことなのでアレンジしたといっても作り方は超簡単です。
バナナケーキと同じくらいの頻度で必ず作り置きしているのがレモネード。
これもレモンを防黴剤を使用していないオーガニックのレモンを使うことだけ気をつければ作り方はすごく簡単。
家族も気に入っているので切らさないようにしています。
バナナケーキ
「バター100g」室温にもどしてハンドミキサーでクリーム状にしたら「甜菜糖70g」を3回くらいに分けて入れる、よくほぐした「卵2個」を分離しないように少しずつ10回くらいに分けて入れていく。
ハンドミキサーはここまで。
「小麦粉100g+アーモンドパウダー30g+ベーキングパウダー5g」を3回くらいに分けてふるい入れてゴムベラなどでざっくり混ぜる。混ざってきたらフォークでつぶしたバナナ2本分を入れる。ゴムベラで馴染ませてクッキングシートを型に合わせて切って敷いたパウンド型に入れて180度に予熱したオーブンで40分焼く。
型は180×80×H80mmのパウンド型を使っていて↑この量がぴったりです。
レモネード(原液)
オーガニックの皮まで安心して食べられるレモンを薄い輪切りにして、4~5枚容器に入れたら甜菜糖とメープルシロップまたははちみつを入れる。甜菜糖は小さじスプーンで4回くらい振り入れる感じ?そのうえからメープルシロップを回しかけるんですが、これ、量は本当に適当です、甘過ぎたらレモネードを作るときに入れる水の量を増やせばいいだけなので適当で大丈夫です。作るガラス容器の入るところまでこれを繰り返すだけなので本当に簡単でいい加減ですが、すごくおいしいので家族みんな気に入っています。
写真の高さ14㎝、直径10cmの容器でいつもレモン4個くらい使います。
容器の直径サイズに合わせた付属のガラスの重りがついていて、容器の上までレモンが来たらその重りでぐぐっと抑えて密閉蓋を閉めます。この重り付の容器がすごく便利ですが、浅漬け用として売っていたものなんですよ。